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2023.1.11

  • #社内の取り組み

JOBISHAの素 滋野正雄(取締役会長)

滋野正雄

(取締役会長)

出身 : 大阪府
星座 : やぎ座
血液型 : A型(会長の弁では、A型は計画を練り実行する力があるそうです)
性格 : 好奇心旺盛、負けん気が強い
特技 : 創意・工夫(アイデアマンなのです)
趣味 : 歴史物の本を読むこと(なかでもやはり戦国時代が好きだ。 おもしろいのは明治まで。歴史の中には経営戦略のヒントが沢山埋もれている)

「JOBISHA HISTORY = 俺(わし)の足跡」

二次世界大戦真只中、20歳で徴兵されたが一兵卒では満足できず、 成り上がるために厳しい試験をパスし経理官になった (経理官になれるのはごく少数だったので重宝された)。 24,000人にも及ぶ食事のカロリー計算と食材の手配、 部隊基地設営に伴う水源確保のための井戸堀りのノウハウなど、 生活(生きるため)に必要なあらゆるノウハウを自分の中に叩き込んだ。昼間は実践夜に勉強。 好奇心と探究心で身体の疲れも感じなかった。

終戦の昭和20年から23年までのロシア抑留。 -30℃にもなる極寒の地でつらい経験を強いられた。 しかし、ただでは起きない不屈の精神。臨機応変ロシア語を勉強し、 ロシア兵と日本兵間の通訳になり、コミュニケーションのパイプ役としてここでも重宝された。 これらの実践経験で育んだ沢山のことが、のちの仕事で、実を結ぶこととなった。

昭和23年、ロシアでの抑留生活を終え日本に戻り、翌24年から裸一貫商売を始めた。 食料販売やその他色々な事をしたけどうまくいかなかった。 そこで目をつけたのが人の嫌がる仕事、清掃の仕事で最初は便所掃除からだった。 なにしろ金がなくても身一つで始められた。人の2倍3倍それこそ寝る間も惜しんで仕事に励んだ。 若い頃は血気盛んで、仕事柄けんかもよくした。いろいろな障害もあった。 仕事はやればやるほど確実に結果へと結びつく時代で、充実感があり仕事をしていれば幸せだった。

ゼロから創意・工夫(アイデア)と試行錯誤を繰り返し、 清掃のノウハウを増やすことで、仕事は発展していった。

これからの浄美社へ「創意・工夫を!」

不況が続き混迷した大変なこの時代、 私達の時代とはまた違ったタフさが必要になっている。 昔のやり方では今の人はついてこないので、今は今のやり方で人材を育成していく。 創意・工夫(アイデア)をいつも心掛け、努力して欲しい。

いろいろな噂を聞いていたので、かなりビビリぎみの取材になった。 昔に比べたらたいへん丸くなったとは言いつつも、威圧感はまだまだ健在で、 精神的にも体力的にもタフでマッチョな印象だった。 俺流で、滋野帝国を築いたプライドとパワーに圧倒された。(@_@;)