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2023.1.11

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2007年のピンクリボン活動

2007年のピンクリボン活動の報告です。

① 現場で働く多くの女性スタッフに乳がんを知ってもらう

ー壁新聞による現場への呼びかけー

従業員1,000名程度が在籍するなか、女性スタッフは70%近くにおよびます。 そのほとんどが40才以上であり現場で働くスタッフであります。 お客様へ直接サービスをご提供するスタッフの健康なくしては、 良いサービスの提供はありえません。

そこで、全現場に配布しているJOBISHA News(壁新聞)にピンクリボン活動を掲載し、 ひとりでも多くの女性スタッフに乳がんを知ってもらい、 早期発見のための検診の大切さを呼びかけています。

浄美社ニュース No.6

② ピンクリボン京都2007シンポジウムに参加

10月8日(祝・月)京都新聞文化ホールにて 「ひとごとじゃない 乳がんの話」が開催されました。
pink ribbonピンクリボン京都では、京都の女性たちを乳がんから守るために、 ひとりでも多くの女性にマンモグラフィ検診をしていただくよう呼びかけています。
特に、10月はピンクリボンキャンペーン月間ということで、 いろいろな啓発活動のひとつとして開かれました。

必ずマンモグラフィ検診を

第一部は、ピンクリボン京都実行委員長の宇治病院副院長蔭山典男先生による講演、 第二部は「Mayu-ココロの星-」の原作者大原まゆさんの参加によるパネルディスカッション が行われました。

蔭山先生の講演の中で、京都府におけるマンモグラフィ検診の経緯として、

平成18年は 実施市町村 26 受診者 30,549
受診率 7% 発見乳がん数 98
がん発見率 0.32%

と、ピンクリボン京都の活動目標である2010年までに 京都のマンモグラフィ受診率を50%にするためには、 受診者数を5倍の15万人まで増やす必要があります。

京都府の対象者が60万人で、隔年の検診対象者が30万人ですから二人に一人が受診すると、 ようやく乳がん死を減らすことができるそうです。 早期に発見さえすれば、生存率90%ということですから、 必ずマンモグラフィ検診をしてほしいと訴えられました。

深い関心を示す参加者

第二部は、大原まゆさん自身が、乳がんとの闘いは自分の人生観にプラスになったと話され、 「何かに導かれてここにいる。一患者であり患者家族でもあった私が思い感じたことを、 自分の中だけに留めておくのではなく、 みなさんにお話しすることが自分の使命ではないかと思っている。」 とパネリストとともに討論されました。

終盤の質疑応答では、閉会時間を過ぎても終われないほどで、 参加者の関心の深さが伺えました。

『浄美社は「女性にやさしい」企業として、
 乳がんから守る運動を一歩ずつ進めたいと思います。』

③ 特別試写会 映画「Mayu-ココロの星-」(9/28)

9月28日(金)キャンパスプラザ京都にて映画「Mayu-ココロの星-」 特別試写会がピンクリボンキャンペーンの一環として開催され、 約300名が集まりました。上映前に原作者の大原まゆさんのトークショーの他、 京都府 山田知事も応援に駆けつけました。
ピンクリボン活動についてどう思うかの質問に大原さんは 「やっと日本もここまできたかという感じです・・・」とコメントされました。 マスコミで乳がんやピンクリボン活動を報道する機会が増え、 世間の注目度は上がったもののマンモグラフィの受診率はまだ目標数値に達していません。 それに対し山田知事は、マンモグラフィ購入予算を増やす予定であることも述べられました。
乳がんなんて自分に無縁だと思っている人にこの映画を観てもらい、 一人でも多くの女性に受診のきっかけになることを願っています。

まだ21歳の竹中まゆが乳がんの宣告を受けてしまうという、 実話に基づき描かれた映画です。幾多の困難に直面しながらも逃げることなく、 前向きに懸命に生きようとする姿は、命の大切さや幸せとは何かを教えてくれています。

④ 会社ピンクリボン装飾

昨年にひき続き、キャンペーン期間中はポスターや看板、リボンの装飾を実施しています。 そして早速これらの掲示物を、 学生さんや通りすがりの男性までもが熱心に読んで下さっていました。

弊社から発信するピンクリボン活動が、少しでも乳がんの 早期検診・早期発見につながればと心から願っています。

新たに看板を制作大きなリボンのロゴが目を惹きます
ポスターも掲示
昨年にひき続き、ピンクリボンツリーを制作

●今年はリボンでさらにアピール!

看板
観葉植物
社用車