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2023.1.16

  • #社内の取り組み

Smile Hunt 久保田 絵美さま

株式会社 虎屋
虎屋菓寮 京都店 店長

久保田 絵美(くぼた えみ)さま

室町時代以降、御所の御用を承り和菓子を作り続けている 虎屋。培われた歴史から、その品質が別格であることは 言うまでもありません。虎屋発祥の地京都で、より多くの 方々に、いかに虎屋のお菓子を楽しんでいただけるかを 探求されている、久保田さまにスマイルハントです。

京都へのあこがれから

茨城県出身、小学校の修学旅行で京都を訪れた際、 京都に強いあこがれを抱いた久保田さま。京都市内の大学へ進学し、2003年に虎屋へ入社。 入社後いくつかの店舗を異動した後に、2007年虎屋菓寮京都店の店長に抜擢されました。

つねに、寄り添いながらコミュニケーションを大切に、 指導するというよりはお手伝いしていく感じですと話される三枝先生です。

京都虎屋菓寮店内(右が久保田さま)

菓寮で虎屋の菓子をご提供すること

2009年5月15に新装開店した虎屋菓寮京都店は、 建築家・内藤廣氏による洗練されたデザインで、木材がふんだんに使われた建物です。 また約600冊もの和菓子や京都の歴史・文化を中心とした書籍を、 喫茶を楽しみながら閲覧することも可能です。

「品質に一切の妥協がない和菓子を、ここ菓寮でお召し上がりいただくからには、 お持ち帰りでは味わえない価値のご提供が必要だと考えます。 建物やお庭の雰囲気も味わいながら、盛付け、菓名の由来、素材、作り方のご説明など、 会話の中で虎屋をより身近に感じていただき、 来て良かった!という感動もお届けできれば・・・と思っています。」

お庭を眺めながらいただけます。書籍や美しいうちわも用意されています。
「青大豆の豆乳羹抹茶グラッセ付」
青大豆の上品な香りが漂い、小豆ソースとの相性が絶妙な一品。 飾りの黒豆も素晴らしい味です。京都店限定。
「宇治金時」
和三盆糖を溶かした宇治蜜がかかり、氷の中には小倉餡がたっぷり! 上品な甘さにうっとりです。店長お勧め!9月中旬までの販売。

みなさまに支えられて

「店長を務めて2年半。長としての難しさに直面しています。 また周囲のいろいろな人の力が合わさり、 そして支え合ってお店が成り立っていることを強く感じます。 それゆえ支えてくださっている周囲の方々に、 私自身がお返しできることは何かを常に模索しています。辛く苦しいこともありますが、 お客さまの笑顔を拝見すると何より嬉しいですし、菓寮のみなさんが頑張る姿には、 とても励まされます。今後、より良い店舗になるよう、 力を合わせ知恵を出し合い頑張ってまいります。」

本物の味をお店で味わう!

取材後、お菓子を頂戴しました。こだわりの建物やお庭、 調度品に囲まれたこの雰囲気だからこそ、実現する素晴らしいお味!五感すべてにおいて、 虎屋の魅力がフルに表現されていました。ごちそうさまでした!
店長はまだお若く、なんと20代。お肌もピチピチでした~。 今後益々のご活躍を期待しています。

「浄美社の方々には私たちの目の届かないところまで気を配っていただき、 本当にお世話になっています。」というお言葉をいただきました。 これからもお役に立てるよう、私共も精一杯頑張ってまいります!